エコ＆セイフダイビングへの10の提案

環境へのインパクトを少なく安全潜水を！

ダイバーが環境へ与える影響は、ヤップ島のようなサンゴ礁に囲まれた地域では、たいへん大きなものです。手や足の動きにちょっとだけ注意をはらい、スキルアップをすることで、もっと楽に、安全に、環境への被害も少なく、ダイビングを楽しむことができるようになります。それをお手伝いするために、以下に10のポイントをご紹介します。まだ自信のないダイバーさんには、スキルアップのワンポイント・アドバイスを無料で提供しています！

１．ゲージや予備のセカンドステージなどのホース類は、身体の前やBCDにしっかり固定して潜りましょう。

２．「生きたサンゴ」や壊れやすい水中造形物を、手や身体、器材などで触れて傷つけないように気をつけましょう。できたらグローブなしで潜ることをおすすめします。

３．フィンの先まで神経の行き届く、脚力に合ったフィンを選び、力まず優雅に泳げるダイバーになりましょう。

４．いつも適性ウエイトで潜りましょう。（適性ウエイトとは、息を吐ききることによって静かにフィートファーストで潜降し初め、潜水最後の安全停止のときＢＣに空気を入れないでホバリングできるウエイト量です。）

５．海からモノを「盗って」来ないように！「撮って」くるのは写真だけにしましょう。

６．自分の限界を知り、それを越えないように安全の範囲内で潜りましょう。通常ガイドの最大水深の目安は30メートル以内、無減圧限界時間内としていますが、もちろんゲストの技量にあわせます。

７．ダイバーひとりずつ最低ひとつのダイブコンピュータを携行してください。また各水深でコンピュータの指示する最大時間よりも、最低10分（15分）の余裕をもって浅い水深に移動しましょう。

８．各ダイビングの最後には、水深5メートルで最低5分間の安全停止をしましょう。

９．水深と残圧の確認は、それぞれのダイバーとバディの責任で行ないましょう（もちろんガイドも見ていますが）。いつもダイブガイドを視界の中に入れて潜りましょう。

１０．ネイチャーズウエイでは、ナイトダイビングを含めて一日3回のダイビングを最大とさせていただきます。また飛行機搭乗前日のダイビングは、最短18時間、またはダイブコンピュータが推奨するを厳守することを前提にオプションでお受けいたします。